煤竹の魅力

hiroーk

2016年06月12日 19:00


古い時代の日本の家屋は茅葺の屋根でした。
サスという骨組みに竹をかけ茅をふきました。
屋内では囲炉裏に火をおこします。その囲炉裏から立ち上る煙で燻された竹が煤竹です。


もとは真っ黒い状態ですが水洗いでこのようになります。
屋根の構造材ですから煙の当たりやすさで色のむらが出ています。
この色むらの出た着色が煤竹の面白さだとおもいます。


建築材料としても使えます、今回は花入れ、茶灼をつくりました。

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