園城寺
先月末、研修会にて滋賀県の園城寺へ。
別名三井寺、とは天智、天武、持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり
「御井の寺」とよばれたとこから。
山号は長等山。
天台寺門集宗の総本山。
(大乗仏教の宗派の1つ、
宗祖は5代天台座主の智証大師円珍、
天台座主とは天台宗本山延暦寺の貫主)
国宝の金堂。
1599(慶長4年)北政所により再建される。
優美なフォルム、桃山時代の名建築。
重要文化財の三重塔。
こちらは徳川家康の寄進で1601(慶長6年)。
もとは比蘇寺の塔で室町時代の建築らしい。
観音堂(県指定文化財)
1689(元禄2年)再建。
建物の痛みがひどく軒先が垂れてます。
ちょっと心配、
勧学院入口。
今回の研修の目的の1つ、国宝の勧学院。
勧学院とは山内における講学の場(学問所)です、
諸大寺には必ずあった建物だそうです。
園城寺勧学院は1312年に始められ現在の建物は毛利元就により
1600(慶長5年)に再建された。
現存する勧学院として、また桃山時代の書院造の遺構としても
貴重だそう。
残念ながら内部は撮影不可。
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