
2011年04月16日
薬師堂解体
着々と解体工事は進み・・・
小屋組みがあらわれてきました。
日本の伝統的な建築物の特徴のひとつに軒の深さ、つまり軒先の出幅がおおきいことがあげられます。
軒が長く出れば当然下へ垂れ下がることが予想されます。
この軒の垂れを防止するために「はね木」という部材をいれます。
これにより軒が深くどっしりとした屋根が施工可能となります。
写真のアール状に曲がった梁がはね木です。
左の写真の梁には「梁上名」がみえます。
棟札みたいなものですね。
経年変化と、キクイムシによる食害でだいぶ読みづらくなっています。
Posted by hiroーk at 22:07│Comments(0)