2022年12月23日
2022年12月19日
躙口
躙り口の改修工事。

鏡板がベニヤ材のため風雨で痛みボロボロ、
外部にベニヤ材を使うのはあまりすすめられない。
鴨居も敷居も普通のもの、

板材を無垢の杉板に、

敷居も水切れよく挟み敷居に変更です。
腐食の具合がだいぶ違うと思います。
鏡板がベニヤ材のため風雨で痛みボロボロ、
外部にベニヤ材を使うのはあまりすすめられない。
鴨居も敷居も普通のもの、
板材を無垢の杉板に、
敷居も水切れよく挟み敷居に変更です。
腐食の具合がだいぶ違うと思います。
2022年12月16日
2022年12月13日
2020年10月10日
旧鈴木家補修工事
中郡にある旧鈴木権右衛門家。
鈴木家は室町時代から続く家柄でかの
徳川家康とも深い繋がりがあり、側室の
阿茶の局を預けたとか、
現在の建物も建造年代は不明、
しばらく放置されたため各所痛みが激しく
特に北側の下屋部の破損がひどい。
このまま放置すれば朽ち果てる一方のため
とりあえずシートで囲い、雨水の侵入をふせぐことに、
腐った部分を解体し仮の骨組みをつくり、
シートで覆って完了。
歴史的にも、建物の造りも良いものなので、
良い形で残されることを願います。
Posted by hiroーk at
20:52
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2020年10月04日
水窪で板倉
水窪の街中で板倉工法の小屋造り。
しかも屋根の上にて、
高さを調整しながら土台はめ、
柱を立てながら板のはめ込み、
墨付けから刻んで組み立てまで一週間という
過密スケジュールでした。
水窪の街並み。
2020年09月13日
再建名古屋城本丸御殿2
建物内部、表書院。
長欄間に花鳥図?
表書院上段の間。
押し板に松図の張り付け壁。
材は欅かな。
表書院帳台。
天井は白木の折上格天井。
長押の釘隠し 六葉。
Posted by hiroーk at
15:58
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2020年09月06日
本堂建て方2
先月までお世話になったお寺本堂の建て方工事。
小屋組みの梁。
すべて野物材です。
梁の上。
大きい隅木。
化粧隅木は建物に対して45度の角度で取りつきますが。
この上に乗る野隅木は美観を考慮して45度ではない振れ隅木になるとのこと。
墨付けが格段に難しくなります。
Posted by hiroーk at
15:27
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2020年08月30日
2020年08月29日
名古屋城本丸御殿
1615年(慶長20年)尾張徳川家の御殿として、
名古屋城の本丸に建てられる。
昭和5年に国宝に指定されるも残念なことに
昭和20年の空襲で焼失。
幸いなことに江戸時代の図面、記録、戦前に作成された
実測図、古写真等が残っていたため忠実な復元工事ができ2018年
竣工に至る。
玄関、車寄せ。
入母屋と唐破風。
屋根は杮葺きに獅子口の鬼瓦。
漆塗りの破風に豪華な彫金。
軒下の様子。
木小舞天井に釣ボルトが見える。
礎石と土台の光付け。
既存の礎石は文化財のため新しく据えてあるそう。
乳金物にも飾りが。
上洛殿。
黒漆の破風に煌びやかなひれ付懸魚が美しい。