› ヒロ建築工房ー伝統・文化にこだわる

  

2022年12月23日

ちょとした竹細工

ちょこっとした竹細工をつくる。



木は使い慣れていますが、竹は難しい。



材料がなれずうまくいかない、
修練が必要そうです。


  


Posted by hiroーk at 17:59Comments(0)ひとりごと

2022年12月19日

躙口

躙り口の改修工事。



鏡板がベニヤ材のため風雨で痛みボロボロ、
外部にベニヤ材を使うのはあまりすすめられない。
鴨居も敷居も普通のもの、



板材を無垢の杉板に、



敷居も水切れよく挟み敷居に変更です。
腐食の具合がだいぶ違うと思います。


  


Posted by hiroーk at 19:27Comments(0)ひとりごと

2022年12月16日

お寺の本堂

建方工事、内部造作工事の一部をお手伝いさせて頂いた、
大安寺をたずねました。



熱かった時期の屋根工事が懐かしい、



欅材がふんだんに使われています。



折上格天井と枡組も、



  


Posted by hiroーk at 05:49Comments(0)ひとりごと

2022年12月13日

花の舞酒造

浜北区宮口の造り酒屋の花の舞酒造様改修工事m。
前回の改修工事十数年前かな?
今回もご縁をいただき携われることに。



本社店舗の改修、建物が古い(伝統工法)のため解体工事から。







  


Posted by hiroーk at 22:00Comments(0)本日の仕事

2020年10月10日

旧鈴木家補修工事



中郡にある旧鈴木権右衛門家。
鈴木家は室町時代から続く家柄でかの
徳川家康とも深い繋がりがあり、側室の
阿茶の局を預けたとか、
現在の建物も建造年代は不明、
しばらく放置されたため各所痛みが激しく
特に北側の下屋部の破損がひどい。
このまま放置すれば朽ち果てる一方のため
とりあえずシートで囲い、雨水の侵入をふせぐことに、



腐った部分を解体し仮の骨組みをつくり、



シートで覆って完了。
歴史的にも、建物の造りも良いものなので、
良い形で残されることを願います。


  


Posted by hiroーk at 20:52Comments(0)

2020年10月04日

水窪で板倉



水窪の街中で板倉工法の小屋造り。
しかも屋根の上にて、



高さを調整しながら土台はめ、



柱を立てながら板のはめ込み、



墨付けから刻んで組み立てまで一週間という
過密スケジュールでした。



水窪の街並み。

  


Posted by hiroーk at 16:19Comments(0)本日の仕事

2020年09月13日

再建名古屋城本丸御殿2



建物内部、表書院。
長欄間に花鳥図?



表書院上段の間。
押し板に松図の張り付け壁。
材は欅かな。



表書院帳台。
天井は白木の折上格天井。



長押の釘隠し 六葉。





  


Posted by hiroーk at 15:58Comments(0)

2020年09月06日

本堂建て方2



先月までお世話になったお寺本堂の建て方工事。
小屋組みの梁。
すべて野物材です。



梁の上。



大きい隅木。
化粧隅木は建物に対して45度の角度で取りつきますが。
この上に乗る野隅木は美観を考慮して45度ではない振れ隅木になるとのこと。
墨付けが格段に難しくなります。





  


Posted by hiroーk at 15:27Comments(0)

2020年08月30日

住宅の建て方工事



残暑厳しい中建て方工事のお手伝い。
若い夫婦の住宅です。



暑さのおかげで思うように進まず、ここまで。
久しぶりにおもちも撒きました。

  


Posted by hiroーk at 16:08Comments(0)本日の仕事

2020年08月29日

名古屋城本丸御殿



 1615年(慶長20年)尾張徳川家の御殿として、
名古屋城の本丸に建てられる。
 昭和5年に国宝に指定されるも残念なことに
昭和20年の空襲で焼失。
 幸いなことに江戸時代の図面、記録、戦前に作成された
実測図、古写真等が残っていたため忠実な復元工事ができ2018年
竣工に至る。



玄関、車寄せ。
入母屋と唐破風。
屋根は杮葺きに獅子口の鬼瓦。
漆塗りの破風に豪華な彫金。



軒下の様子。
木小舞天井に釣ボルトが見える。



礎石と土台の光付け。
既存の礎石は文化財のため新しく据えてあるそう。
乳金物にも飾りが。


 
上洛殿。
黒漆の破風に煌びやかなひれ付懸魚が美しい。





  


Posted by hiroーk at 20:00Comments(0)和風建築