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2020年08月23日

本堂建て方


今年の五月よりお手伝いに行っていたお寺本堂の建て方。


柱も太く高さも高いため一苦労。



頭貫の上には組物がつきます。
  


Posted by hiroーk at 15:22Comments(0)社寺・彫刻

2019年03月15日

園城寺



先月末、研修会にて滋賀県の園城寺へ。
別名三井寺、とは天智、天武、持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり
「御井の寺」とよばれたとこから。
山号は長等山。
天台寺門集宗の総本山。
(大乗仏教の宗派の1つ、
 宗祖は5代天台座主の智証大師円珍、
 天台座主とは天台宗本山延暦寺の貫主)



国宝の金堂。
1599(慶長4年)北政所により再建される。
優美なフォルム、桃山時代の名建築。



重要文化財の三重塔。
こちらは徳川家康の寄進で1601(慶長6年)。
もとは比蘇寺の塔で室町時代の建築らしい。



観音堂(県指定文化財)
1689(元禄2年)再建。
建物の痛みがひどく軒先が垂れてます。
ちょっと心配、



勧学院入口。
今回の研修の目的の1つ、国宝の勧学院。
勧学院とは山内における講学の場(学問所)です、
諸大寺には必ずあった建物だそうです。
園城寺勧学院は1312年に始められ現在の建物は毛利元就により
1600(慶長5年)に再建された。
現存する勧学院として、また桃山時代の書院造の遺構としても
貴重だそう。
残念ながら内部は撮影不可。

  


Posted by hiroーk at 19:00Comments(0)社寺・彫刻

2019年03月13日

杉板張り



奥山の現場、ベランダの天井にも杉板張り。
特一という節のある材料、



加工は釘が見えない本実加工品。
節のない無地材は奇麗だけれども、
節のある特一材も自然味があり面白いとおもう。



内部の床は節の少ないカバ桜、
やっぱり奇麗。
  


Posted by hiroーk at 21:58Comments(0)本日の仕事

2019年03月11日

奥山の現場



奥山の現場、軒天に杉板が張られ、



ベランダの防水工事が終わり、



こつこつ床板を張り始めました!
カバ桜の無垢フロアー材です。  


Posted by hiroーk at 21:11Comments(0)本日の仕事

2019年03月06日

床張工事



奥山の現場を抜けて、
ちょつとした床張り工事へ。
既存の合板フロアーが経年劣化でボロボロに、



今度は下張りをして新しい床を張ります。  


Posted by hiroーk at 21:13Comments(0)本日の仕事

2019年03月02日

3月2日の記事



  


Posted by hiroーk at 19:18Comments(0)

2019年03月02日

現在進行中



現在進行中の現場。
浜松市引佐町奥山、
名前の通り山の中、



景色と空気がいいdす。



内部は骨だらけ、



電気、水道の配線はあらかた、



二階もまだまだ。








  


Posted by hiroーk at 19:11Comments(0)本日の仕事

2019年01月21日

旧近衛邸



名古屋を後にして一路西尾市へ。
西尾城内西尾市歴史公園にある旧近衛邸へ。
この建物は近衛家の建物として京都にあったものを
近年取り壊しになるところを西尾市に移築したもの。



一の間9尺床。
床柱はやや大ぶりな磨き丸太。
壁は貼り付け壁。室内は漆喰塗り。
床框はやや大きく高さ5寸7分の塗り。



天井板は屋久杉っぽい。




6畳の茶室。
手前座脇に床の間を亭主床の席。
床框が異様に高い。
床柱は松かと思ったら桜の皮付きだそうです。



茶室入口。
写真の状態では躙り口として使い、中鴨居を取り外し
二枚障子を入れると貴人口になるという
面白い工夫。
全体的に明るく公家好みの茶席。



帰りにお茶を一服。
黄金の茶碗!







  


Posted by hiroーk at 19:00Comments(0)和風建築

2019年01月19日

東山荘



清羽亭のあとは近くの東山荘へ。
内部は見学不可のため外観だけ。
東山荘は綿布商の伊藤信一氏により10年余の歳月をかけ
造られる。大正の建物。
H25年に登録文化財に指定。

茅葺の表門。
柱はあて丸太。袖壁は割竹。
木賊張よりも侘びた風情。



玄関。
瓦ぶきの入母屋造り。
3方が建具で開放できるという変わったつくり。




庭よりの広間外観。
次回は内部を見学したい!



  


Posted by hiroーk at 19:00Comments(0)和風建築

2019年01月17日

清羽亭2



清羽亭広間外観。
穏やかなむくりのついた寄棟造り錣葺き。



小間茶室の汲江軒。
床は原そう床。(表千家6代覚々斎原そうの考案らしい)
床柱は栗のちょうなはつり。



内部から立礼席をみる。
開放的な空間。



外観。

  


Posted by hiroーk at 19:00Comments(0)和風建築