2019年03月15日
園城寺
先月末、研修会にて滋賀県の園城寺へ。
別名三井寺、とは天智、天武、持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり
「御井の寺」とよばれたとこから。
山号は長等山。
天台寺門集宗の総本山。
(大乗仏教の宗派の1つ、
宗祖は5代天台座主の智証大師円珍、
天台座主とは天台宗本山延暦寺の貫主)
国宝の金堂。
1599(慶長4年)北政所により再建される。
優美なフォルム、桃山時代の名建築。
重要文化財の三重塔。
こちらは徳川家康の寄進で1601(慶長6年)。
もとは比蘇寺の塔で室町時代の建築らしい。
観音堂(県指定文化財)
1689(元禄2年)再建。
建物の痛みがひどく軒先が垂れてます。
ちょっと心配、
勧学院入口。
今回の研修の目的の1つ、国宝の勧学院。
勧学院とは山内における講学の場(学問所)です、
諸大寺には必ずあった建物だそうです。
園城寺勧学院は1312年に始められ現在の建物は毛利元就により
1600(慶長5年)に再建された。
現存する勧学院として、また桃山時代の書院造の遺構としても
貴重だそう。
残念ながら内部は撮影不可。
Posted by hiroーk at 19:00│Comments(0)
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