› ヒロ建築工房ー伝統・文化にこだわる

  

2018年11月15日

詩仙堂



茶室見学会へ、10時集合の予定が早めに着いたので詩仙堂へ。
山門の小有洞。
もとは凸凹か(でこぼこした土地の住居の意)であり詩仙堂はその1室らしい。
石川丈山が59歳の時造営する。



山門の木賊張。
竹どうしを削り合わせる、見た目より手間のかかる仕事。



中門の老梅関。



縁側。
開放的な空間。



切り目縁出隅の納まりは定石。



縁側入隅の竹スノコと丸太の手すり。



つつじの大刈込とちょっぴり紅葉。



外観。



緩やかな屋根のむくりに、一文字の軒先。
樋は竹。雨がちゃんとはいるのかな?


  


Posted by hiroーk at 17:00Comments(0)社寺・彫刻

2018年11月14日

古民家 明治屋醤油様



明治屋醤油様、古民家改修工事、
キッチンの施工がおわりクロスが張れ、



通用口、照明器具が付き



店舗増築部分、竿縁



既存店舗より、存在感のある金庫、


  


Posted by hiroーk at 21:46Comments(0)本日の仕事

2018年11月13日

祥雲展2



下半田南組王車山車の壇箱。
護王の夢物語。
中央に鍾馗の鬼退治、右に護王。
初代彫常作。



アップ





こちらはやはり掛塚の中町屋台鬼板。
伊藤松次郎作。



持ち送りの力神、同じく初代彫常。



こちらは新作。



新作の獅子鼻。





  


Posted by hiroーk at 17:00Comments(0)

2018年11月11日

祥雲展



ちょっと足を延ばし磐田市でやっている祥雲さんの作品展へ、
修復した彫刻、新作、天幕などが展示されています。



中泉西町屋台の天幕。
「松に鷹」は安土桃山時代より好まれる画題。



鷹のアップ。



同屋台の見送り幕。「鯉の滝登り」
登竜門とは鯉が竜門という滝を登ると龍になるという故事より。
難関を突破する糸口とも。



ちなみにこちらは同じ題材の掛塚田町屋台の見送り幕。
刺繍は京都の京美刺繍。



高栄社屋台の見送り幕。
オウムかと思ったらギバタン(オウムの仲間)だそうです。





  


Posted by hiroーk at 19:01Comments(0)

2018年11月08日

11月7日の記事



久しぶりの家族旅行、目的地は滋賀県長浜の街へ。



初めに立ち寄ったのが黒壁ガラス館。
建築は明治33年、国立銀行として建てられたそうです。
外壁は黒漆喰塗り。



現在はお洒落なガラスショップです。
天井にはレリーフの飾り。



手スリの親柱。



1階の天井は亀甲模様の格天井。


  


Posted by hiroーk at 17:00Comments(0)ひとりごと

2018年11月06日

明治屋醤油様



外壁が張れました。
杉板のキシラデコール塗装。



ちょつと古風に、



内部もボードが張り終わり木工事は一段落。



店舗増築部分。
これからクロス工事です。

  


Posted by hiroーk at 20:52Comments(0)ひとりごと

2018年11月01日

中郡 旧鈴木家2



座敷床の間。
真塗りの床框に畳床。
床柱は栂?



床組はだいぶシロアリにやられているが
柱は大丈夫。



荒床にやといの加工。



天井は杉柾の棹縁天井。





  


Posted by hiroーk at 17:00Comments(0)ひとりごと

2018年10月30日

中郡 旧鈴木家



中郡町旧鈴木家へ建物調査へ。
鈴木家は室町から続く名家。
江戸時代は4家からなる基本古独礼庄屋の
筆頭であったらしい。
現在の建物は明治以降に建てられた。



入母屋造りの玄関に彫刻欄間。



題材は獅子に牡丹。
中央の獅子は口に牡丹を加え屋台の獅子鼻のよう。



玄関わきの腰壁。



座敷の外観。
火災にあう前の建物は現在の倍以上あったらしい。



靴脱ぎ石に瓢箪の透かし彫り。




立ち蹲。


  


Posted by hiroーk at 17:00Comments(0)ひとりごと

2018年10月28日

秋野不矩美術館茶室



茶室を乗せる3本の柱。材料は天竜桧。
平面原寸の型板を置き様子を見る。



仮設の小屋が取り払われ茶室の全景が見えます。
建具は柱に乗せてから施工の予定。



美術館より遠景。
クレーン車で釣り上げ柱に乗せます。


  


Posted by hiroーk at 17:00Comments(0)ひとりごと

2018年10月25日

秋野不矩美術館茶室



厚さ30mmの杉板で躯体を作り防水処理をし
その上から銅板を張ります。



銅板張はワークショップで、銅板の加工もワークショップで、
釘を併用しビス止め。



屋根の竜骨?とさか?

  


Posted by hiroーk at 17:00Comments(0)ひとりごと