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2010年05月25日

清忠作 2つの鑿・2

したがって,通常掘り作業に使われる一寸(3cm)幅以下の鑿は角打にしそれをこえる突いたり,さらい作業に使用する幅広のものは視界性をよくするために面取りにします。
しかし時代の流れとともにまた、鑿本来の仕事である「掘り」という作業の性質が変化してきたためか,現在では角打ちの鑿はほとんど見かけられなくなりました。現在の面取り加工は不必要以上の悪しき装飾なのかもしれません。


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